どうも!ネイチューブです!
少し前にはなりますが、コオロギコロッケが給食で出されて話題になりました。
コオロギコロッケは希望者限定ではあったようですが「給食でコオロギコロッケを出すなんて言語道断だ」「コオロギなんて生理的に受け付けられない」などの批判がネットでは散見されました。
少し遅くはなってしまいましたが、昆虫食を愛する一人の人間として物申したいと思います。
コオロギコロッケにコオロギパウダーを使うだなんて言語道断です。
昆虫食として最初に体験させるべきは素材そのものの味を楽しめる料理にするべきです。
そもそも、すでに様々な食べ物や飲み物に着色料などの形で多くの虫が活用されているため、コオロギパウダーを使った料理にはあまり新規性はありませんし、素材を活かした昆虫食への抵抗が減少する見込みも少ないと思われます。
見た目からも味からも昆虫が入っているかどうかもわからないものなら、すでにおいしい食材として確立している牛や豚を使ったおいしい料理を食べたいですよね。
昆虫食のメリットは牛などの家畜と比較して環境負荷が小さいこと、栄養価が高いこと、昆虫を養殖する際の初期費用が比較的低いために経済成長に寄与すること・・などが挙げられ、食糧危機を解決するといわれることもありますが、昆虫を最後に収穫する際のコストを考えるととても世界的な食糧危機を解決するとは思えません。
ではなぜ僕たちネイチューブは虫を食べるのか?
それは「面白いから」です。
虫をパウダーなどにして料理に紛れ込ませるよりも昆虫がゴリゴリに入った昆虫食らしい料理を食べている方が面白いですよね。
ということで今回はコオロギそのものを感じられるコオロギコロッケを作っていきたいと思います。
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調理
まずは通常のコロッケ同様にじゃがいもを切ってレンチンしていきます。
続いて玉ねぎを粗みじんにしてオリーブオイルで炒めていきます。
玉ねぎが若干飴色になってきたらバター、挽肉を加えて炒めます。
ちなみにバターは雰囲気で入れました。
キャベツの千切りもやっておきましょう。
皆さんは包丁の扱いには気をつけてください。
お待たせしました。
ここでようやくコオロギの登場です。
レンチンすると独特な臭いが漂ってきます。
例えるならお父さんの足の匂い・・・?
流石に臭すぎたので油で揚げました。
レンチンしたじゃがいもをボウルに移して潰していきます。
容器が大変お熱いのでお気をつけください。
じゃがいもを潰せたら先ほどの炒めたひき肉と揚げたコオロギを混ぜていきます。
ここまで入っていると異物混入とかではなくなってきますね。
コオロギをしっかりとじゃがいもで閉じ込めてあげましょう。
たまにコオロギが飛び出てもチャームポイントになるのでOKです。
コロッケのタネに小麦粉を薄く付け、卵液に潜らせてからパン粉をつけていきます。
油で揚げていきます。
コロッケの中身はすでに火が通っているので火加減や時間はある程度適当で大丈夫です(多分)。
実食
完成しました。
初めてコロッケを作ったにしては上出来といえるのではないでしょうか。
まさか初めてのコロッケ作りがコオロギ入りになるとは思いませんでした。
断面もかなりいい感じ。
見た目でも食感でも味でもコオロギを堪能できそうですね。
調理時間が想定よりも長かったためお腹が空きました。
さっそくいただいていきます。
じゃがいもの甘さとひき肉の組み合わせがたまりません。
幼少期、市民プールの帰りに毎回食べていた懐かしの牛肉コロッケの味を思い出します。
肝心のコオロギはというと・・・
味はない。
味はないけどコオロギのムニっとした食感がアクセントにはなっています。
たまにコロッケにとうもろこしが入っていることがありますよね?
まさにあれです。とうもろこしの代わりになっています。
子供はこの食感が好きかもしれません。
試しにコオロギだけで食べてみます。
なんだこの味・・・
大豆・・とはまた違う。
でも大豆系のまったりとした味がします。
たくさんコオロギが入っていると少しテンションが上がります。
友達や家族と一緒に挑戦すると案外楽しいかもしれません。
お腹が空いていたこともあり、あれだけあったコロッケも瞬く間になくなりました。
おわりに
コロッケを食べる時に「じゃがいもの甘みだけを堪能したい、でもとうもろこしのムニっとした食感は欲しい・・・」という方にはとうもろこしの代わりにコオロギを入れることをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしよかったらYouTubeも覗いてみてください。
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