ネイチューブ

虫取りする小学生よりも虫食う大人の方が偉い

ジァイアントミルワームのおいしい食べ方!?視聴者から来た衝撃のコメント・・・

どうも!ネイチューブです!

 

YouTubeのコメントに衝撃のリクエストが送られてきました。

一般人から見たら狂っているとしか言いようのないリクエストですが、僕たちからしたら大変喜ばしいリクエストです。

ということで今回はジァイアントミルワームのおいしい食べ方を目指していきたいと思います。

 

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開封

早速ジァイアントミルワームを購入してきました。

あまりにも安かったのでつい1kgも買ってしまった・・・

お値段なんと2000円/1kg

冷静に考えるとスーパーで売ってる鶏肉の方が全然安いですね。

 

開封していきます。

開けた瞬間に向上心のあるミルワームが出てきてビビりました。

 

噛んでくるのか気になったので相方の手に乗せてみました。

小さいけど鋭い牙を持っていますね。

 

箸で持つと噛みつこうとしているのか仰け反ってきます。

 

木クズは食べたくないのでザルで取り分けていきます。

 

ザルに入れて振るとめちゃくちゃ暴れます。

虫が苦手な方は注意してください。

 

さすがに1食で1kgのミルワームを食べきる自信はないので使わない分は冷凍しておきます。

 

調理

今回はこちらの材料でかりんとうにしていきます。

我ながらジァイアントミルワームの形状、大きさを活かした良いアイデアです。

 

まずはミルワームを揚げていきましょう。

めっちゃ跳ねるので気をつけてください。

ジァイアントミルワームは揚げるとピーナッツのような良い香りがします。

 

味見してみると・・・

口に入れた瞬間は濃厚なナッツのような味わいです。

後味はブルーチーズのような風味がします。

 

続いて黒糖、砂糖、醤油、水でかりんとうのタレ?を作っていきます。

 

タレにミルワームを混ぜると・・・

ミルワームの外殻がタレをはじく・・・

撥水性に優れているようです。

料理の際には厄介な特徴ですね。

 

途中で黒糖を追加したりしながら極限までタレの粘度を高めていきます。

 

味見してみると・・・

うま!!!

めちゃくちゃサクサクしていて食感が楽しいです。

ミルワームの味を残しつつ黒糖のコクのある甘さもほんのりと感じられて非常にいいバランスです。

味が共存しています。

※融合はしていません

 

このまま固めると一つの巨大なかりんとうになってしまうのでバラして固めていきます。

我が家の机は小さくて乗り切らないので必然的に床での作業です。

 

実食

冷えて固まったらいただきましょう。

回収作業がだるかったのでこのまま食べていきます。

 

味見の段階ではミルワームと黒糖がいいバランスだったのに、コーティングが剥がれてもはやジァイアントミルワームの素揚げです。

ミルワームの味しか感じられません。

 

量が多すぎるので友達にお裾分けをしたいと思います。

このままだと見た目がアレなので黒糖でミルワームをコーティングしてあげましょう。

この見た目ならミルワームが入っていることもバレません。

 

タッパーに入れても食べ物に見えないのは不思議です。

どちらかというと犬の散歩の副産物に見えてきますね。

 

ちなみに友達に渡したら速攻バレました。

 

 

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給食に昆虫食!?コオロギコロッケに物申す

どうも!ネイチューブです!

 

 

少し前にはなりますが、コオロギコロッケが給食で出されて話題になりました。

コオロギコロッケは希望者限定ではあったようですが「給食でコオロギコロッケを出すなんて言語道断だ」「コオロギなんて生理的に受け付けられない」などの批判がネットでは散見されました。

少し遅くはなってしまいましたが、昆虫食を愛する一人の人間として物申したいと思います。

 

コオロギコロッケにコオロギパウダーを使うだなんて言語道断です。

昆虫食として最初に体験させるべきは素材そのものの味を楽しめる料理にするべきです。

そもそも、すでに様々な食べ物や飲み物に着色料などの形で多くの虫が活用されているため、コオロギパウダーを使った料理にはあまり新規性はありませんし、素材を活かした昆虫食への抵抗が減少する見込みも少ないと思われます。

見た目からも味からも昆虫が入っているかどうかもわからないものなら、すでにおいしい食材として確立している牛や豚を使ったおいしい料理を食べたいですよね。

 

昆虫食のメリットは牛などの家畜と比較して環境負荷が小さいこと、栄養価が高いこと、昆虫を養殖する際の初期費用が比較的低いために経済成長に寄与すること・・などが挙げられ、食糧危機を解決するといわれることもありますが、昆虫を最後に収穫する際のコストを考えるととても世界的な食糧危機を解決するとは思えません。

 

ではなぜ僕たちネイチューブは虫を食べるのか?

それは「面白いから」です。

虫をパウダーなどにして料理に紛れ込ませるよりも昆虫がゴリゴリに入った昆虫食らしい料理を食べている方が面白いですよね。

 

ということで今回はコオロギそのものを感じられるコオロギコロッケを作っていきたいと思います。

 

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調理

まずは通常のコロッケ同様にじゃがいもを切ってレンチンしていきます。

 

続いて玉ねぎを粗みじんにしてオリーブオイルで炒めていきます。

 

玉ねぎが若干飴色になってきたらバター、挽肉を加えて炒めます。

ちなみにバターは雰囲気で入れました。

 

キャベツの千切りもやっておきましょう。

皆さんは包丁の扱いには気をつけてください。

 

お待たせしました。

ここでようやくコオロギの登場です。

レンチンすると独特な臭いが漂ってきます。

例えるならお父さんの足の匂い・・・?

流石に臭すぎたので油で揚げました。

 

レンチンしたじゃがいもをボウルに移して潰していきます。

容器が大変お熱いのでお気をつけください。

 

じゃがいもを潰せたら先ほどの炒めたひき肉と揚げたコオロギを混ぜていきます。

ここまで入っていると異物混入とかではなくなってきますね。

 

コオロギをしっかりとじゃがいもで閉じ込めてあげましょう。

たまにコオロギが飛び出てもチャームポイントになるのでOKです。

 

コロッケのタネに小麦粉を薄く付け、卵液に潜らせてからパン粉をつけていきます。

 

油で揚げていきます。

コロッケの中身はすでに火が通っているので火加減や時間はある程度適当で大丈夫です(多分)。

 

実食

完成しました。

初めてコロッケを作ったにしては上出来といえるのではないでしょうか。

まさか初めてのコロッケ作りがコオロギ入りになるとは思いませんでした。

 

断面もかなりいい感じ。

見た目でも食感でも味でもコオロギを堪能できそうですね。

調理時間が想定よりも長かったためお腹が空きました。

 

さっそくいただいていきます。

 

じゃがいもの甘さとひき肉の組み合わせがたまりません。

幼少期、市民プールの帰りに毎回食べていた懐かしの牛肉コロッケの味を思い出します。

 

肝心のコオロギはというと・・・

味はない。

味はないけどコオロギのムニっとした食感がアクセントにはなっています。

たまにコロッケにとうもろこしが入っていることがありますよね?

まさにあれです。とうもろこしの代わりになっています。

子供はこの食感が好きかもしれません。

 

試しにコオロギだけで食べてみます。

 

なんだこの味・・・

大豆・・とはまた違う。

でも大豆系のまったりとした味がします。

 

たくさんコオロギが入っていると少しテンションが上がります。

友達や家族と一緒に挑戦すると案外楽しいかもしれません。

 

お腹が空いていたこともあり、あれだけあったコロッケも瞬く間になくなりました。

 

おわりに

コロッケを食べる時に「じゃがいもの甘みだけを堪能したい、でもとうもろこしのムニっとした食感は欲しい・・・」という方にはとうもろこしの代わりにコオロギを入れることをおすすめします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

もしよかったらYouTubeも覗いてみてください。

 

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昆虫100%ハンバーグ!?大量発生したカゲロウでハンバーグを作ってみた【映える昆虫食】

どうも!ネイチューブです!

 

皆さんハンバーグお好きですよね?

肉汁滴るハンバーグはお子さんはもちろん大人までも魅了します。

そして、本記事を閲覧しているあなたは、昆虫も大好きなはずです。

そうとなれば大量の昆虫を使ったハンバーグを堪能したいと思うのも必然です。

ということで今回は大量の昆虫(カゲロウ)でハンバーグを作っていきたいと思います。

 

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採取

今回はこちらの記事で大量に採取したカゲロウを使っていきます。

 

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ちなみに今回食材として活用するのはトイレを飛んでいたものや道路に落ちていた個体になります。

そのせいか魚が腐った時の腐敗臭のような臭いが漂ってきました。

ここでやめておけばよかったんですけどね・・・

 

調理

今回はこの量のカゲロウを一つのハンバーグに凝縮させていきます。

ちなみに黄色いのは卵です。

普通のハンバーグでもつなぎに卵を入れたりするのでちょうど良かったです。

カゲロウだけではまとまりそうになかったので小麦粉を加えてハンバーグ型に成形していきます。

 

拡大してみると・・・

虫だとわかっているとキツイものがありますね。

アフリカとかでは食べられてそうだけど・・・

※アフリカでは蚊のハンバーグが食べられているそうです

焼き目をつけるとハンバーグに近づいたかな・・?

ハンバーグというよりはコロッケに見えますね。

よくみると小石が混ざっていました・・

色がやばい・・・

新聞紙を濡らして固めたような見た目をしています。

箸で叩くとコンコンという音が響きました。

 

実食

なんやかんやあって完成しました。

ハンバーグ単体では危ないところでしたがソースや付け合わせのおかげでギリギリ映えさせることができたのではないでしょうか。

相変わらずハンバーグとは思えない音がします。

カゲロウを凝縮させすぎたのでしょうか・・・

フォークを突き刺してみるとめちゃくちゃ硬い。

粘土にフォークを突き刺しているのかと錯覚するほどです。

※ちなみに右は普通のハンバーグです

ニオイが・・・

魚の悪い臭いを凝縮させたかのような臭いです。

これには食欲も削がれる。

 

意を決して食べてみると・・・

味は良く言えばシシャモかな・・?

腐敗臭という先入観があるからか完食どころか最初の一口を飲み込むことすらできない・・・

ハンバーグなのにシャリシャリとした食感が混じっています。

小石が大量に入っていることも原因の一つではありますが、それ以外にも何やらシャリシャリとした食感が・・・

おそらくシャリシャリとした食感の正体は卵です。

卵を潰すと砂のような粒状になるのですが、その粒が結構硬い。

加熱によってさらに硬くなった結果、シャリシャリとした食感になったのではないかと・・・

一口食べるごとに口内で小石や砂利との選別作業が始まります。

中にはこんなに大きな小石も・・・

普通のハンバーグのように思いっきり噛めば歯が欠けてしまいます。

それがなんとももどかしい・・・

 

おわりに

カゲロウハンバーグの味は以下の2つのコンボが最悪です。

 

①悪臭:魚の悪い臭いを凝縮させたかのような、腐敗臭のような悪臭

②小石や砂利:卵のシャリシャリとした食感に紛れた凶器

 

小石や砂利を口内で除去するためにゆっくりと噛む必要がありますが、その間に嫌でもカゲロウの腐敗臭のような悪臭を堪能させられます。

二度と食べたくありません。

 

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大量発生したカゲロウは交通事故を引き起こす!?だったら食べて解決しよう!!!

どうも!ネイチューブです!

 

虫を獲ることはもちろん、食べることも愛してやまない視聴者の皆さんは虫の採取に困ることも少なくないのではないでしょうか。

虫を食べたいけどなかなか見つからなくて困ったり、大量に獲って生態系に悪影響を及ぼしたくないと考えることもあるでしょう。

こんな問題を解決するのが虫の大量発生です。

特に大量発生によって被害が出ていれば尚良しですね。

 

今回のターゲットであるカゲロウは特定の時期に大量発生しますが、多すぎて雪のように道路に積もり、交通事故なども引き起こします。

ということで今回はそんなカゲロウを食べることで人的被害を低減していきたいと思います。

 

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カゲロウ大量発生はなぜ起こるの?

採取する前にカゲロウについてざっくり説明しておきましょう。

カゲロウは地球上に初めて翅(ハネ)を発達させ空を飛んだ昆虫であると推察されています。

3億年前から現在に至るまで姿を変えることなく生存していることから「生きた化石」とも呼ばれています。

厳しい生存競争を生き抜いてきたカゲロウですが、成虫となり川から陸へ上がってからは2~3時間しか生きることができません。※もちろん例外もいます

そんなカゲロウが大量発生する理由は繁殖戦略だといえます。

カゲロウは特定時期に大量発生することで天敵に捕食されるリスクを低減すると同時に、繁殖可能個体の同時期、同エリアでの大量出現により繁殖効率を向上させることで子孫を残せる確率を上げていると言われています。

子孫を残すことに特化したことで3億年間も種を存続させることができたといえます。

 

採取

カゲロウが大量発生するという川辺へやってきました。

ライトを置いてみると大量のフタバコカゲロウが集まってきました。

ちなみにフタバコカゲロウ科に属するカゲロウはは例外的に羽化してから2週間程度生きているそうです。

 

散策していると街頭に集まる大量のカゲロウを発見しました。

 

虫あみで大量に捕獲していきます。

自然の食べ放題です。

 

地面には大量のカゲロウが落ちていました。

 

すでに腐敗臭がしていましたが、この時にはテンションのボルテージが振り切っていたのでお構いなしに回収していきます。

 

文字通り虫かごいっぱいのカゲロウ(オオシロカゲロウ)を採取できました。

 

調理

今回カゲロウは初めて食べることになりますが、おいしいという確信があります。

皆さんはざざ虫というワードを聞いたことはありますでしょうか。

ざざ虫は特定の虫を指すわけではなく、水生昆虫の幼虫を食用とする時の総称です。

長野県のとある地域では高級珍味として食す文化もあるそうです。

かつてはカゲロウも入っていたとかいないとか・・・

ということはカゲロウもおいしいはずです。

 

基本的にざざ虫は素揚げや甘露煮で食べられていたそうなので、今回も素揚げと甘露煮に調理していきたいと思います。

 

早速調理していこう・・・と思ったら石が出てきました。

地面に落ちていたカゲロウを拾った時に一緒に拾ってしまったようです。

このあとも何個も石が出てきました・・・

 

みりんと酒でカゲロウを煮ていきます。

こうしてみると桜エビみたいですね。

 

醤油、砂糖を加えて煮詰めていけば甘露煮の完成です。

虫嫌いな人にも虫だとバレずに提供できそうです。

 

続いて素揚げを作っていきます。

卵が破裂しているのかめっちゃ跳ねるので気をつけてください。

 

エビにしか見えません。

 

カゲロウの甘露煮と素揚げの完成です。

これはお惣菜コーナーにあっても気づかない・・・

 

実食

甘露煮は特に米に合いそうなのでご飯のお供としていただいていきます。

まずは素揚げを食べてみると・・・

お!うま!・・・いたっ!!!

石を思いっきり噛んでしまいました。

採取方法には気をつけたいものですね。

とはいえ味はシンプルでおいしい。

ほんのりとした川海老のような香りが鼻をふわっと抜けていきます。

サクサクというよりもフワフワでおいしいです。

 

続いて甘露煮は・・・

 

うま!!

スーパーの惣菜コーナーにあるちりめんのような味がします。

あくまでも味付けの味でカゲロウ独自の味は感じられませんね。

とはいえ無料で大量に獲れるならこれもありか・・・

 

食べ続けていると時折石を噛み砕きます。

普段から虫を食べている僕たちでも流石に石は食べられません。

 

おわりに

今回は3億年も変わらぬ姿で生存してきた「生きた化石」を味わってみました。

人間(ホモサピエンス)が誕生したのが20万年前、恐竜が絶滅したのが6600万年前と考えるとカゲロウの生存戦略、繁殖戦略は素晴らしいと言わざるをえません。

やはり「振り切る」ことは重要ですね。

僕たちも虫を食べる方向に振り切っていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

おもしろいと思っていただけたらYouTubeの方もぜひ見てみてください。

 

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サクラケムシで桜餅作ってみた

"今週のお題「あんこ」"

 

どうも!ネイチューブです!

 

冬を抜け桜の季節がやってきましたね。

桜から連想される食べ物といえば桜餅ですが、皆さんは桜餅の季節がいつかご存知でしょうか。

見た目や匂い、そして名前からも桜を連想させる桜餅は桜が咲く春に一般的には楽しまれています。

 

しかし、実は皆さんが食べている桜餅は春には「完成」していないのです。

実は桜餅を真に完成させる食材は秋に出現します。

 

ということで今回は「完成版桜餅」を目指してとある食材(毛虫)を採りに行きたいと思います。

 

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採取

桜餅を完成させる最後のピースとなるのがモンクロシャチホコ(通称サクラケムシ)と呼ばれる毛虫です。

毒々しい見た目ではありますが無毒の毛虫ですのでご安心ください。

※僕たちには大丈夫だという根拠のない自信がありますが実際に食べても大丈夫かは保証できません。食べる際は自己責任でお願いします。

 

一応桜の木についていた毛虫を採取しているので大丈夫かとは思いますが、毛の色が違うので本当に両方とも無毒なサクラケムシなのか不安になってきました。

 

めっちゃ毒ある毛虫とかだったらどうしよう・・・

 

画像が荒くてわかりづらいですが、裏にしてみるとどちらも似たような赤色なので大丈夫ということにしておきましょう。

 

ちなみに、食べるのに何言ってるんだって思われるかもしれませんが手で触るのは怖いので割り箸で捕まえています。

 

触れ合いタイム

時期が少し遅かったみたいで3匹しか捕まえられませんでした・・・

 

こうして見ると普通の毛虫にしか見えないし、とても食材とは思えませんね。

 

せっかくなので触れ合ってみます。

触ってみると毛は柔らかくフサフサとした感触が心地いいかもしれません。

 

一回触ってしまえばこっちのものです。

なんだか愛着すら湧いてきますね。

 

触れ合っていたら腕の上で糞をされました。

ちなみにこのお尻を上げた姿がシャチホコに似ているためにその名がついたそうです。

別名ではシリアゲムシとも呼ばれているそうで・・・

 

調理

さすがに3匹では足りないし次の季節まで(1年間)は待てない・・・

ということでサクラケムシを購入しました。

20匹で3500円・・・

YouTubeを収益化できていない僕達にとっては痛い出費です。

 

ここから桜餅を作っていきます。

まずは桜の葉の塩漬けの塩抜きをしていきましょう。

 

桜餅には関東風のものと関西風のものがあるのですが、今回は道明寺粉と呼ばれる色付けした餅米を使った関西風のおはぎのような桜餅を作っていきます。

※ちなみに関東風の桜餅は小麦粉や米粉を使ったクレープ状の生地を使います。

 

道明寺粉200gに対して水300ml、砂糖40gをぶち込んでラップをしてレンチンします。

一人暮らしの男の家にはかるものなんて体重計くらいしかないので砂糖の量は勘頼りです。

 

サクラケムシは桜の葉を主に食べているため、糞にこそ桜の香りが凝縮されています。

そのため上級者は糞も一緒に嗜むそうです。

せっかくなので今回は糞も一緒に調理してみます。

 

ちなみに相方にサクラケムシの糞を生で食べさせてみたところ「ほんのり桜」だそうです。

 

桜餅はしょっぱ甘いイメージがあるのでサクラケムシを塩茹でにしていきます。

サクラケムシは油で揚げるとせっかくの桜の香りが飛んでしまうので茹で一択です。

 

せっかくなので茹でたてを1匹食べてみます。

 

桜と豆の風味・・・

口の中でブチュッと弾ける・・・

これちゃんと火通ってるのかな・・・

なんだか生っぽい感じがします。

 

サクラケムシを桜餅に混ぜていくためにミンチにしていきます。

 

断面をよくみてみると桜を彷彿とさせるかのような鮮やかな桜色が混じっています。

桜餅との相性抜群ですね。

 

あ、言い忘れていましたが虫に適性がない方は閲覧注意です。

 

餅米が熱いうちにサクラケムシを混ぜていきます。

今回は普通の桜餅と食べ比べてみようと考えているので餅米の半分は避難させてあります。

 

あんこを餅米で包んでいきます。

遠目から見ればサクラケムシのミンチも小豆に見えてきますね。

 

最後に桜の葉で包んでいけば・・・

 

実食

桜餅食べ比べセットの完成です。

 

上段がサクラケムシの入っていないノーマル桜餅

下段の左側がサクラケムシ入り桜餅(桜の葉ありバージョン)

下段の右側がサクラケムシ入り桜餅(桜の葉なしバージョン)

 

桜餅食べ比べセットで以下の疑問を解消できます。

①サクラケムシを入れた桜餅がノーマル桜餅に勝てるのか

②サクラケムシの風味は桜の葉に潰されないのか

 

サクラケムシ入り桜餅は毛虫が乗っているものの、謎の一体感があります。

これなら一般人がお店で出されてもギリ食べるのでは?

 

ノーマル桜餅はこんな感じ

我ながらよくできたと思います。

 

せっかくの和菓子なので冷凍庫で保管していたバッタの糞をお茶にしてみました。

 

それではいただいていきましょう。

 

まずはサクラケムシ入り桜餅(桜の葉なしバージョン)を食べてみます。

 

めっちゃ桜

噛めば噛むほど桜の香りが口の中に広がっていきます。

これはおいしい・・・

 

餅米にサクラケムシのミンチを混ぜたのが大正解でした。

本当に桜の葉で包んでいたかのような桜の強い香りを楽しめます。

 

さっき茹でた毛虫を味見したときには甘さがなかったので、桜の匂いとプチッとした食感をそれぞれ独立して感じるのみでしたが、そこに甘さが加わることにより全体的に一体感が出ていて本当においしい。

 

ここでお茶(バッタの糞茶)を一口啜ってみると・・

 

お茶だ・・・

普通にお茶としておいしい。

とはいえ少し青臭さのあるお茶ではあります。

ちょっといい旅館でこのお茶が出てきたら「高いお茶って独特な味なんだな」と納得させられてしまいそうです。

 

続いては比較のためにサクラケムシの入っていないノーマル桜餅を食べてみます。

 

あれ・・?

さっきの方が桜っぽい・・・

 

あんまり桜の特有の良い匂いがしません。

サクラケムシ入り桜餅(桜の葉なしバージョン)の方が全然桜餅っぽい味をしています。

意外な結果かもしれませんが、サクラケムシの体内には桜の葉が凝縮されているので当然といえば当然なのかもしれません。

 

いい勝負をしてくれる可能性も・・・なんて考えていましたがサクラケムシの圧勝でした笑

ノーマルの桜餅では物足りなさすら感じてしまいます。

 

最後にサクラケムシ入り桜餅(桜の葉ありバージョン)を食べていきます。

というか桜餅ってこんなに何個も食べるものでしたっけ・・?

正直桜餅はもう飽きてきた・・・

とはいえ比較のために食べていきます。

 

桜の香りはNO.1

とはいえ好みだとは思いますが、桜餅特有の塩味や葉特有の食感が邪魔ではあります。

正直なところサクラケムシ入り桜餅(桜の葉なしバージョン)が一番感動できました。

 

そもそも桜餅に巻かれている桜の葉の主な役割は「桜の香り」です。

桜の葉を塩漬けにすることでクマリンという桜餅の香り成分が生成されるのですが、サクラケムシを使うのであれば桜の香りは十分に楽しめますし桜の葉はいらないのかもしれません。

 

おわりに

桜餅メーカーには是非とも桜の葉ではなくサクラケムシを使っていただきたいものです。

普通の食材よりもおいしい昆虫食があるとわかったことは僕達にとって大きな発見です。

他にもいろんな昆虫食を探求しているので興味のある方はぜひYouTubeもご覧ください!

 

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女子高生が大注目!?これが本物の夏カレー!!!【映える昆虫食】

どうも!ネイチューブです!

 

今回も昆虫食の浸透を目指して、流行の最先端である女子高生にアプローチをするためにも「映える昆虫食」を目指していきたいと思います。

 

今回はタイトルの通り、夏カレーを作っていくわけですが、皆さんは夏カレーというワードからはどのようなカレーを想像するでしょうか?

 

多くの方はナスやオクラなど夏が旬の野菜が乗った夏野菜カレーを想像すると思います。

しかし、夏が旬の食材は他にもあるはずです。

そう、皆さんがご想像の通り、昆虫ですよね。

 

夏が旬の野菜を活用するのであれば、同じ夏が旬の食材である昆虫を使わないなんて可哀想です。

ということで今回は昆虫もふんだんに使った夏カレーを作っていきたいと思います。

 

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採取

今回はライトに集まってきている昆虫を採取していきます。

さっそくコンビニの前でひっくり返ってもがいていたカブトムシ(♀)を捕まえました。

人間(♀)もこのくらい簡単にゲットできればいいんですけどね。

 

立派なノコギリカミキリですね。

 

人間の女性にはモテないのに昆虫のメスにはモテるようです。

ノコギリクワガタのメスもゲットしました。

 

他にもカマキリやコガネムシなんかを捕獲できました。

やはり夏カレーには色々な食材が欲しいので我が家の冷凍庫に眠っていたセミやクモなんかも追加しました。

この時点で映えてますね。

 

調理

昆虫達は一旦冷凍しているとはいえ、寄生虫等のリスクが怖いので一旦素揚げにしていきます。

揚げると羽ばたいているようでかっこいいですね。

 

次に野菜を好みの大きさに切っていきましょう。

僕たちは二人とも食べ盛りの25歳なので大きめに切っていきます。

 

バターとオリーブオイルで野菜達を揚げ焼きにしていきます。

ちなみに普段はカボチャなんて買わない僕ですが、今回は映え要素のために買ってみました。

 

続いてタマネギとニンジンをみじん切りにして炒めていきます。

 

ひき肉も炒めて混ぜたらトマト缶をぶち込んでいきます。

ちなみに僕は圧倒的にドライカレー派です。

 

トマトの酸味を飛ばしてルーを混ぜ合わせて盛り付ければ・・・

 

実食

「本物の夏カレー」の完成です

夏の全てが詰め込まれたまさに「夏カレー」と呼ぶにふさわしい一品です。

野菜と昆虫でもはやカレーが見えていませんが笑

 

本格カレー屋さんでも出せるクオリティでは・・・?

当たり前のように昆虫が乗っているので逆にバレないかもしれません。

 

まずはノコギリクワガタをいただいてみます。

 

痛っ!!!!

 

噛んだ瞬間にクワガタの甲殻を噛み砕く音が周囲に響き渡ります。

それと同時に口の中にクワガタの角やら甲殻やらが突き刺さります。

味わってみると・・・

 

おいしい!!!!

 

カレーにナッツ類を加えたような食感がアクセントになりおいしいです。

素揚げのクワガタ特有の香ばしさもたまりません。

クワガタの味もナッツ系に近いかな・・?

 

次はセミと一緒に食べてみます。

 

おいしいけどクワガタの方がおいしかったな・・・

ちなみに相方が食べたセミは「おばあちゃんの家の押入れの匂い」がしたそうです。

 

コガネムシは癖がなくておいしい!

クワガタもそうですが、おいしい昆虫は大抵ナッツ類の味がします。

 

カマキリやクモは完全にカレーに味がかき消されている・・・

逆にカレーに負けない旨味を持ったクワガタ達は素晴らしいですね。

 

そして今回の問題児となるのがカブトムシ(♀)

僕たちは前回こちらの動画でカブトムシ(♂)を食べて悶絶しています↓


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意を決して食べて(相方に食べさせて)みると・・

 

あれ・・・?そんなに臭くない

 

なんならおいしいみたいです。

正直意外でした。オスとメスで味に差があるのでしょうか?

 

最後にカミキリムシを食べてみます。

 

いやうっま

 

幼虫がマグロのトロと例えられるのも頷けるおいしさです。

ピーナッツを品種改良して旨味を数倍にしたかのような旨味があります。

ちゃんと味が強くてカレーに負けていません。

なんならカレーとの相性もいいです。

 

おわりに

正直今回の記事(動画)で女子高生にアプローチできたなんて微塵も思ってはいませんが、自分たちで食材を捕まえて新たな料理、味を発見していくのは昆虫食ならではの楽しさだと思います。

仕事ばかり、勉強ばかりの日常に嫌気が差して童心に帰りたくなった時、バカになりたくなった時には挑戦してみてはいかがでしょうか。

※自己責任でお願いします。

 

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セミがおいしいって本当なの?? エビマヨ?セミマヨ?あなたはどっち派!?

どうも!ネイチューブです!

 

中華料理の中で最もおいしいとされているのがエビマヨです。
プリプリのエビと少し甘いマヨネーズベースのタレが絡み合うおいしさは何者にも代え難いですよね。

しかし、唯一無二とさえいわれる神の料理エビマヨに対抗できる料理がこの世界には1つだけあります。

皆さんご想像の通り、セミマヨです。

特においしいとされるセミの幼虫を贅沢に使ったセミマヨは昆虫食の中でもトップだと私が今決めました。

 

ということで今回はエビマヨとセミマヨを食べ比べてみたいと思います。

 

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採取

セミの幼虫は昼間には完全な成虫に変貌を遂げてしまうので夜間に採取していきます。

いい大人が深夜徘徊していると警察に声を掛けられるので言い訳を考えておきましょう。

 

汚くて見えづらいですが結構取れました。

時期が良ければ短時間で大量のセミの幼虫をゲットできます。

 

とはいえ乱獲して数が減ると食べられなくなってしまうので食べる分だけ取りましょう。

 

調理

今回は食べ比べることが目的なので普通のエビマヨも作っていきます。

 

爪楊枝なんかで背腸を抜いて殻を剥いていきます。

見栄えのために尻尾は残しておきましょう。

 

エビはとにかく下処理がだるい・・・

この時点ではセミマヨに軍配が上がりますね。

 

セミは下処理もほとんどいらなければ無料で取れるので給料日前の一人暮らし大学生なんかにはおすすめです。

 

下処理が終わったらてんぷら粉を付けて油で揚げていきます。

 

大量のエビ天ができました。

写真を見ているとお腹が減ってきますね・・・

 

ここで本日の主役の登場です。

緑色が混ざっているのが食欲を減退させるような・・・

 

とはいえ下処理がなくていいのはセミマヨの圧倒的な強みですね。

※セミの幼虫を洗うのを忘れていました

 

セミと同様にてんぷら粉をつけて揚げていきます。

 

セミ天は一口サイズですね・・・

お子様には嬉しいかな・・?

 

大量のマヨネーズ、適量のスイートチリソース、隠し味のハチミツを混ぜてタレを作っていきます。

ちなみに僕はこのタレが好きすぎて何回もリピートしています。

 

続いてバルサミコ酢、赤ワイン、ハチミツを混ぜてレンチンしてサブタレを作っていきます。

エビマヨにこのソースを混ぜると革命的においしくなるので皆さんもやってみてください。

 

実食

エビとセミそれぞれをマヨベースのタレと混ぜて赤ワインベースのタレを上から掛ければエビマヨとセミマヨの完成です。

 

記事を書きながらヨダレが止まりません。

おいしそうすぎる・・・・

 

ここまで来れば「セミマヨなんてふざけてるのか?」と思っていた人も「あれ?おいしそうかも・・」となっているのではないでしょうか。

 

せっかくなのでまずはセミマヨから食べてみます。

 

うま!!うま!!うま!!!!

 

え、エビじゃない??

味は完全にエビです。

似ているとかそういうレベルではなく完全にエビ!!

 

マヨネーズベースのタレでガッツリ味付けしているにも関わらず濃厚なエビの旨味をガツンと感じられます。

 

家に常備させておきたいくらいおいしい・・

しかも無料ってどういうこと!?

 

続いて比較のためにエビマヨを食べてみます。

 

うまいわ

 

けどセミが負けてない!

味の濃さ的には全然勝負できている・・

 

なんならセミの幼虫の方がエビの味が濃い気がする・・

エビの方が優しいエビの味がします。(なに言ってんだ)

 

もちろん食感ではエビの方がプリプリしていておいしい。

ただ、エビの風味をガンガンに感じたい人はセミの幼虫の方が好みかもしれない・・・

 

おわりに

エビマヨとセミマヨは味では本当に優劣がつけられない・・・

となると下処理が楽なセミマヨに軍配が上がるのでは・・?

 

正直なところ、エビマヨとセミマヨがこんなにもいい勝負になるだなんて思ってもいませんでした。

 

マジで昆虫食も捨てたもんじゃないな・・・

 

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